■ 対人戦
■ レート
■ 持ち時間/秒読み/1手時間
■ 観戦
■ 引分
■ 再開(四人将棋のみ)
■ 荒らし対策ツール
■ 棋譜
■ 禁止ワード
■ 通信
■ セキュリティ
■ ソフト指し対策
※四人将棋のみ「レート」機能はありません
対人部屋の利用規約に同意後、サーバーに接続されます。
対人戦は、まず誰かが部屋を作成し、その部屋に他の人が入室し、一人が対戦を申し込み、相手が受けることで始まります。対戦の申し込みがあった時、30秒以内に返答しなければエラーで強制退出となります。部屋の設定は画面右上の【情報】ボタンで確認できます。
部屋を作成するには、ロビーで名前を入力後、【新しい部屋を作成】ボタンを押します。この時、「対戦モード」「希望レート」「持ち時間」「秒読み」「1手時間」「チャット」「観戦」の設定ができます。例えば、持ち時間を「5分」に設定すると、その部屋の対戦は持ち時間5分に固定されます。設定しなかった「--」のままの項目は、対戦する毎に設定します。なお、「希望レート」は後から入ってくる相手のレートを制限するものです。
●持ち時間「5分」で部屋を作成すると、ゲーム開始前のルール設定で持ち時間が「5分」に固定されます。
●ちなみに、ロビーからはこのように見えています。
プレイヤーの強さを表した数値を「レート」といい、レート戦で勝つと増加(相手が強いと大きく増加)し、負けると減少(相手が弱いと大きく減少)します。つまり、レートが高い人ほど強いということになります。通常戦はレートの変動はありません。
レートの初期値は1000、最低値は0、最大値は2000です。レート戦の回数が20回未満の場合は数字が黄色で表示されます(仮レート)。自分のレートとレート戦の回数は保存されます。
レート戦を開始すると双方のレートが減少し、勝負が付くと勝者のレートが増加します。負けそうになると手を進めない人もいるので、レート戦は「持ち時間」や「1手時間」を無制限以外にして行うのをお勧めします。レートは一度の対戦で最大31ポイント変動します。
相手が途中退室した場合は貴方が勝者となります。エラーが発生したプレイヤーは途中退室と見なされます。よって、回線の調子が悪いのにレート戦を行っているとエラーでレートがどんどん減っていく可能性があるのでご注意下さい。なお、バグに遭遇する可能性もありますし、レートは対戦相手を探す際の目安程度と考えて下さい。
「持ち時間」は対局中に自分が使える時間、「秒読み」は持ち時間が無くなった後に1手毎に使える時間(0秒に設定すると持ち時間が無くなった時点で即負け)、「1手時間」は1手を打つまでの最長時間です。
相手のタイマーには1~3秒程度の誤差があり、この誤差は相手の行動後に修正されます。例えば、2秒の誤差が発生していた場合、相手の行動後に持ち時間が8分55秒だったのが8分57秒に修正されます。持ち時間が増えたように見えますが、実際には誤差が修正されただけです。
相手が不正を行っていたり、何か問題が発生して相手のタイマーが0になっても相手の負けにならない場合があります。この対策として、相手のタイマーが0秒の状態が10秒経過した場合は強制的に相手の負けとしています(10秒のカウントは相手の手番に行われます)。
タイマーは1秒単位で動かしているので、相手がノータイムで行動している場合、1秒も経過しません。
観戦は観戦が許可されている部屋のみ可能です。観戦者にはチャットの内容は見えず、レートの変化も見えません。観戦中、部屋に誰もいなくなった時はエラーで退出となります。観戦は規制されている人でも可能です。対戦中の部屋に観戦に入った時、棋譜のデータはその対戦のデータに切り替わります。
対戦中の部屋に観戦に入った時、最初は現在手番の人のタイマーの数値は正しくありません。現在手番の人が手を進めた時に正しい数値になります。通常、タイマーが不正操作されていると思われる場合は補正機能が働きますが、観戦時は補正機能が働きません。
観戦用のログデータが破損していて観戦できない場合がありますが、対戦中にチャットの多い部屋だと、実際には破損していなくても破損と表示されることがあります。この場合、現在手番の人が手を進めた時に入れるようになります。
自分の手番に【引分】ボタンを押すと、自分の名前のところに「引分」と表示されます。レート戦で引分が成立した場合、レートはゲーム開始前の状態に戻ります。
★四人将棋以外
両者の名前のところに「引分」と表示された時、引分が成立します。
★四人将棋
残っている全ての人の名前のところに「引分」と表示された時、引分が成立します。
誰かが途中退室するとゲームが中断しますが、部屋に残っていた人が【再開】ボタンを押し、他の人が【受ける】ボタンを押すと中断されたゲームが再開されます。これは前回のゲームに参加していなかった人でも受けることができ、空いた席のコンピュータを起動させて再開させることもできます。再開申し込み時に中断されたゲームの最終手の1つ前まで再現され、再開直後に最終手が再現されます。
再開申し込み時に中断されたゲームのログの長さが表示されますが、ログの長さが1000以上だと読み込めません。また、ログが長くなるほど負荷が掛かりやすいです。バグに遭遇した場合、その人が退出し、再入室して再開することでバグを回避できる可能性があります。通常、タイマーが不正操作されていると思われる場合は補正機能が働きますが、再開時は補正機能が働きません。
部屋に入ると画面右下に【荒らし対策ツール】ボタンが表示されます。ここでは通報・接触拒否を行うことができるので、荒らしに遭遇した時に利用して下さい。
【通報】ボタンを押すと、荒らしの通報を簡単に行えます。通報は以下の6種類に対応しています。
・名前による荒らし
・チャットによる荒らし
・遅延行為(一手時間などを設定して回避するのがベストですが一応)
・対戦を一切行わない(部屋占拠やチャットが目的と思われる場合)
・つきまとい
・無意味な連続入退室(何度も何度も入退室してくる場合)
「遅延行為」は単に長考、「対戦を一切行わない」は単に条件が合わない、「無意味な連続入退室」は単にエラーの可能性があり、規制を行うのは「多くの人から通報がある」「確実に悪意がある」などのケースに限られます(時間無制限で相手の退室まで放置を繰り返していたり、対戦しないから「何でやらないの?」と聞いたら「眠いから」と答えたり)。
★四人将棋以外(拒否機能)
【拒否】ボタンを押すと、その相手との接触を拒否できます。拒否を行うと「自分がいる部屋に拒否した相手が入る」「拒否した相手がいる部屋に自分が入る」ことを防げます。ただし、この設定はゲーム終了時に破棄されます。また、拒否した相手とパソコンの設定が同じ人を拒否してしまう場合があります。
「つきまとい」はこの拒否機能をすり抜けてくる場合があり(すり抜ける場合の多くは仮レート)、その対策として「つきまとい」で通報後、拒否機能で仮レートの入室を拒否できるようになっています(【***仮レート***】ボタンを押すと拒否できます)。なお、仮レートを拒否することを目的に、つきまとっていない人を通報すると、「荒らしと規約違反」にある「通報荒らし」に該当するため、ご注意ください。
★四人将棋(番号機能)
【表示】ボタンを押すと、名前の前に席番号を表示できます。これは同じ名前の人を区別するのに使います。本当は同じ名前で入れないようにすればいいんですが、どうしてもすり抜け可能になりそうなので(名前に英数字しか使えなくすれば簡単なんですが)、このような形になってます。
【棋譜】ボタンを押すと、棋譜関係の画面が開きます。最初は前回の対戦時、もしくは観戦時の棋譜が表示されています。ゲーム中以外であれば、【記譜の再生】ボタンで表示されている棋譜を再生できます。【記譜の保存】ボタンから50個までの記譜を保存可能です(50個を超えると古い記譜は消えていきます)。
【棋譜】ボタンの下の、【|<】ボタンで最初の局面を、【<<】ボタンで10個前の局面を、【<】ボタンで1個前の局面を、【>】ボタンで1個後の局面を、【>>】ボタンで10個後の局面を、【>|】ボタンで最終の局面を再生します。これらのボタンは自分の画面のみを更新します。
対人戦部屋で一人で検討する時、対戦する意思が無い場合は他の人の迷惑になる可能性があるので、検討は対CPU部屋に移動して行って下さい。
ゲーム | 棋譜形式 | 備考 |
---|---|---|
リバーシ | SGF形式 | 分岐は読めません |
将棋 | KIF形式 | 分岐は読めません&用語は「投了=降参」「切れ負け=時間切れ」「持将棋=引分」 |
囲碁 | SGF形式 | 分岐は読めません |
チェス | PGN形式ベース | PGN形式のLong Algebraic Notation(長くて完全な形の代数式表記法)版 |
シャンチー | ?形式 | 情報が少ない中で作ったので分からない部分が多数… |
連珠 | SGF形式 | 分岐は読めません |
コネクト6 | SGF形式 | 分岐は読めません |
中将棋 | KIF形式ベース | 分岐は読めません&用語は「投了=降参」「切れ負け=時間切れ」「持将棋=引分」 |
大将棋 | KIF形式ベース | 分岐は読めません&用語は「投了=降参」「切れ負け=時間切れ」「持将棋=引分」 |
5五将棋 | KIF形式ベース | 分岐は読めません&用語は「投了=降参」「切れ負け=時間切れ」「持将棋=引分」 |
はさみ将棋 | KIF形式ベース | 分岐は読めません&用語は「投了=降参」「切れ負け=時間切れ」「持将棋=引分」 |
四人将棋 | KIF形式ベース | 分岐は読めません&用語は「投了=降参」「切れ負け=時間切れ」「持将棋=引分」 |
荒らし対策として名前とチャットに特定のワードを使えなくしてあります。特に名前には厳しいチェックが入っており、【チャットよりも禁止ワードが多い】【伏字を思わせる文字は前後の文字次第で禁止】【「あああ」など同じ文字を3つ以上連続して使用できない】となっています。チャットも若干厳しい設定になっており、全く問題無さそうな言葉でも禁止ワードに引っ掛かるかもしれません。
対人部屋では同じIPアドレスでネットに接続を続ける必要があります。エラーには以下の3種類があります。
・認証エラー … ゲーム中にIPアドレスが変わるなど、端末の識別に失敗した際に発生します。
・通信エラー … 通信状態が悪く、その状態で一定時間が経過した際に発生します。
・エラー … 上記以外となり、回線の切断もこの表示になります(通信エラーではない)。
対人部屋に入っている状態でブラウザの終了・更新を行った場合、「最長1分間」部屋に名前が残る場合があります。石や駒を動かしたり、チャットで何か発言したりした後、1秒以上間をおかないと次の送信はできないようにしています。
3番目の「エラー」を回避する機能があり、エラー回避に成功するとチャット欄に「エラーを回避しました。手を進めると完全復旧します。」と表示され、完全復旧までの間、「チャット」と「非アクティブで名前灰色」が機能しなくなります。
ゲームをプレイすることでセキュリティに問題が生じるということはないはずです。そもそもクライアントPC同士を接続するタイプではありませんので。
対戦中にセキュリティソフトが「クレジットカード番号の送信をブロックした」などのメッセージを表示することがありますが、これは実際にクレジットカード番号が送信されているわけではなく、セキュリティソフトにクレジットカード番号の一部として登録している数値が、ゲームで送信する数値に含まれることで発生しているようです。
例えば、ウイルスバスターの「個人情報の保護」で「クレジットカード番号」の項目に「1234」と入力し、この状態で「1234」を含む名前で入室しようとしたり、「1234」を含む発言をしようとしたりすると、「クレジットカード番号の送信をブロックした」と表示されます。名前や発言にそういった数値が含まれていなくても、ゲームで送信している命令に含まれることで表示が出る場合もあります。
まだ1つだけですが、ソフト指し対策を導入しています。入室中、別作業を行うなど、ゲームが非アクティブになると名前が灰色になります。これだけでソフト指しかを判別するのは不可能なので、あくまで判断材料の一つ程度に。